先天性アザ(あざ)

レーザー治療

先天性アザの治療に使用できるレーザーは2種類あります。
QスイッチルビーレーザーとCO2レーザーです。

Qスイッチルビーレーザー

非常に短い時間出力されるパルス幅のレーザーを用いて、メラニンの異常組織だけを破壊し、コラーゲンやヘモグロビンの正常皮膚組織にはダメージを極力与えないで治療します。太田母斑・扁平母斑・異所性蒙古斑に効果的なレーザーです。

扁平母斑


Before

After 2回照射

異所性蒙古斑


レーザー照射前

7回目照射後

CO2レーザー

表皮母斑は母斑の状態により外科的治療と母斑をCO2レーザーで削る治療を行います。

表皮母斑


術前

術後

外科的治療

色素性母斑・獣皮様母斑に効果的な治療法で、アザの皮膚を紡錘形に切除して縫い合わせる方法が一般的です。
アザの大きさによっては、2~3回に分けて少しずつ切除し縫い寄せる方法をとります。
年齢やアザの部位によって、局所麻酔もしくは全身麻酔にての治療になります。
どちらも、日帰り手術で入院の必要はありません。
数回に分けて切除する場合は、次回は傷の状態が安定する6ヶ月以降の切除となります。
切除した皮膚は細胞検査に提出し検査します。

色素性母斑


術前

切除後6ヶ月

色素性母斑


術前

切除後3ヶ月

色素性母斑


術前

術後6ヶ月後

獣皮様母斑


Before

After 6ヶ月後

治療費について

保険診療に準じます。

以下のような症状でお悩みの方に効果的です。

先天性アザ(あざ)・太田母斑・扁平母斑・異所性蒙古斑・表皮母斑・色素性母斑・獣皮様母斑