レーザートーニング

これまで治療が難しいと言われてきた、肝斑にも有効な治療法です。
最新のレーザートーニング機器、フォトナQX(QスイッチヤグレーザーQX)というレーザーを用います。

従来のレーザーと異なり、低出力のものを均一なエネルギーで照射し、シミの原因となるメラノサイトを活性化させずに、徐々に壊していきます。

肝斑はもちろん、シミ・くすみ等の色ムラ・毛穴の開きも改善し、ハリとキメを整え、肌そのものを美しく明るく透き通るような肌に導きます。ケアが困難であったワキの黒ずみやザラツキの改善にも効果的です。

特徴

1. レーザーを均一に照射できる

従来のレーザーのビーム(照射したときのレーザー光)はガウシアン型と呼ばれるもので、ビームのエネルギーは中心が最も強く、辺縁に行くにつれ弱くなります。

フォトナQXのレーザーはトップハット型と呼ばれる平らなビームで、強弱の差がなく、均一にムラなく照射できるため、肝斑を刺激せずに安全に治療ができます。

2. 低出力で炎症が起こりにくい

肝斑は、ちょっとした刺激によってメラノサイトが活性化しやすいため、従来のレーザーで治療すると悪化させることがあります。

レーザートーニングは広範囲に弱いパワーで照射するため、メラノサイトを活性化させる原因となる刺激を起こさせることなく、メラニンを徐々に減らしていきます。

また、レーザーの波長1064nmは皮膚への深達度が高く、メラニンが蓄積されている層まで効果的にレーザーエネルギーを届けることができます。

Q&A

Q:レーザートーニングは痛いですか?

A:施術は皮膚の表面がパチパチする感じです。人によっては若干チクチクした感じがあるかもしれませんが、苦痛を伴うものではありません。ストレスのない治療ですのでご安心ください。

Q:ダウンタイムはありますか?

A:レーザートーニングはダウンタイムの少ない治療です。施術後は皮膚にマイルドな赤みが出ますが、30分~数時間で消失します。施術後そのままお帰りいただいても、お化粧をしてお帰りいただいても構いません。

Q:施術後に気をつけることはありますか?

A:他のレーザー治療同様に紫外線対策を万全に行ってください。日焼け止めを必ず行う必要があります。また保湿も十分に行うと良いでしょう。その他は特に必要な処置はありません。

Q:何回くらいの治療が必要ですか?

A:レーザートーニングは肝斑や総合的な美肌作りには非常に有効性の高い治療ですが、マイルドな治療であるため、十分な効果を実感できる回数には個人差があります。一般的には1~2週間おきに5~10回程度の治療回数を想定されると良いでしょう。非常に濃い肝斑の場合や高い美白レベルを目指して治療される場合などはこれ以上の回数を要することもあります。
3~4回目の治療後くらいから効果を実感される方が多くいらっしゃいます。
※個人差があります。

治療の流れ

  1. 洗顔
  2. 画像診断カウンセリング
    肌の診察後、治療の詳しい説明をさせていただきます。
  3. 治療費のご案内
  4. レーザートーニング照射(所要時間15分程度)
    照射中は皮膚の表面が少し温かい感じがあり、少々パチパチとした刺激を感じます。
    レーザー照射中はレーザーから目を保護するために特殊なメガネを装着していただきます。
  5. クーリング
    ※レーザートーニング後の治療効果をより高めたい方は、美白美肌・鎮静効果のある高濃度ビタミンやトラネキサム酸導入の施術を行います。
  6. 直後よりメイク可能です

治療費について

治療費についてはこちら

施術のリスク・副作用について

リスク:シミや肝斑増悪、色素脱失
副作用:赤みや痒みは、施術から数時間ほどで治ります。
レーザートーニングは毛穴に刺激が加わるため、肌の乾燥やニキビや吹き出物ができてしまうことがありますが約1週間程度で治まります。症状を少しでも緩和するために、普段以上の保湿ケアを心がけてください。

以下のような症状でお悩みの方に効果的です。

肝斑・くすみ・シミ・黒ずみ・毛穴の開き・肌のキメの乱れ・炎症後の色素沈着