医療レーザー脱毛

自己処理をくり返していると肌が荒れ、色素沈着などの皮膚トラブルの原因になります。永久脱毛の方法には、医療レーザー脱毛と針脱毛(毛穴に針電極を挿入し毛乳頭を焼却する方法)があります。脱毛に要する時間や期間、痛みなど全てを考慮した上で、医療レーザー脱毛が今や主流となっています。

医療レーザー脱毛は、周辺の皮膚組織にダメージを与えることなく、ピンポイントで毛根部を熱破壊し発毛が起こらないようにします。医療レーザー脱毛なら肌を傷めず安全に脱毛でき、その効果は確実で、一度脱毛が終了すればもうムダ毛に悩まされることはありません。

レーザー脱毛には専門知識と優れた技術、多くの経験が必要とされるため、脱毛専用のレーザーは、医療機関でしか扱うことができません。厚生労働省も“脱毛は医療機関のみで行うことができる医療行為であり、脱毛を非医療機関で行うことは違法である”との見解を示しています。サロンでの脱毛とは効果が違います。またトラブルも多く報告されています。当クリニックでは熟練した看護師と医師が緊密に連携し、安全で効果的なレーザー脱毛を行っています。

エステ脱毛のデメリット

  • 効果の高い医療レーザーは医療機関のみの取り扱い許可です。(厚生労働省認可)エステサロンでは使用できません。
  • 脱毛行為は医療行為であり、医療資格のない者が行い火傷や皮膚トラブルが多くまた、処置が不可能です。
  • 医療機関の脱毛機器とは全く出力が弱い為、一時的な徐毛であって永久脱毛の効果はありません。その結果、回数が増え期間が長くなり、費用も高額になることが多いです。

医療レーザー脱毛の種類

主にクリニックで使用されている脱毛用レーザーはダイオードレーザー・excel HR(アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの波長を搭載)と呼ばれるレーザーの2種類です。この2つは米国の厚生労働省のようなFDAという組織によって認められている器械です。

excel HRレーザー脱毛について

メラニンへの吸光率の高い755nm(アレキサンドライトレーザー)と幅広い治療適応を持った1064nm(Ndヤグレーザー)の2種類の波長を搭載した高性能脱毛治療器です。毛のメラニン色素に選択的に吸収される波長を使用するため、男性の密集した濃いヒゲから産毛までの幅広い脱毛が可能です。冷却効率の優れたコンタクトクーリングシステムを採用し、クーリングで表皮を保護し痛みの少ないレーザーです。また、スポットサイズも選択可能なため、素早い脱毛ができます。

ダイオードレーザー脱毛について

ChillTipTM Handpieceと呼ばれる皮膚冷却システムを内蔵し、接触照射による施術のため、皮膚への悪影響を最小限に抑え、かつ脱毛効果を高くすることが可能です。またこの冷却システムはハーバード大学ウェルマン皮膚研究所のパテントにより、他のレーザー機器では見られない特殊構造です。また、パルス幅が選択できることにより、毛の太さ、痛み、肌の色に合わせて対応でき、またその選択性のあるパルス幅と高いエネルギーを出力することで、男性のヒゲから女性のうぶ毛まで、あらゆる毛を安全に脱毛することを可能にしました。つまり痛みが少ない上、皮膚の色にかかわらず、また毛の太さにかかわらず脱毛をすることが可能なのです。

診療の流れ

  1. カウンセリング
    初回のみ医療レーザー脱毛を行う前に、毛周期について、レーザー脱毛の特徴、治療の内容や注意事項をご理解いただくために説明を行います。カウンセリングは決して一方的なものではなく、患者様のご要望を当クリニックスタッフが理解するための機会でもありますので、些細と思われることでも遠慮なくご相談ください。
  2. 治療費の案内
  3. レーザー照射
    レーザーが反応するのは特定の色だけですが、毛根が受けた熱エネルギーが周辺にも伝わるため、軽い熱や痛みを感じる場合もあります。当クリニックは、ダイオードレーザーを使用しており、冷却ジェルを塗布し照射します。また、痛みが我慢できない部位には痛み止めクリームを準備しておりますのでご安心ください。
    6~8週間の照射間隔で行い、ほぼ1年で完了します。

治療後のケア

レーザー照射後は毛穴の部分が赤い点のように見える場合がありますが、1~2日でおさまりますので心配はありません。ただし赤みがあるうちに強い日差しを浴びると、跡が残ってしまう可能性があります。日焼けにはご注意ください。

治療費について

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施術のリスク・副作用について

リスク:色素沈着、感染
副作用:施術後2〜3日は赤みやむくみが起こりますが落ち着きます。

以下のような症状でお悩みの方に効果的です。

脱毛