傷跡修正


火傷の跡・術後の傷跡・外傷の治療後の傷跡・レーザー治療後の傷を現状より、目立たなくする外科治療です。

傷跡の皮膚を切除し縫い縮める治療です。

小さい場合は1回で切除できますが、大きい場合には、数回に分けて行います。手術の間隔は、個人差がありますが傷の回復と皮膚に余裕が出て弾力が回復する6ヶ月間の間隔をあけて行います。

治療の流れ

  1. カウンセリング
    傷跡の状態を診察後、切除回数や切除範囲を決めます。
    既往歴やアレルギーの有無を確認し術前の血液検査を行います。
  2. 手術当日
    医師により切除部位のマーキングを行い、局所麻酔にて切除術を行います。
  3. 術後、注意事項や今後の再診予定のご説明をします。
    入院は必要なく帰宅できます。
  4. 術後およそ7日目に診察し抜糸を行います。
    傷痕修復を促進させるジェルを処方します。

切除後のホームケアについて

  • 創部はガーゼまたはテープ保護をします。
  • 術後は創部が濡れないように保護しシャワー浴は可能です。入浴は抜糸翌日から可能です。
  • 抜糸後、傷痕修復を促進させるデリケートジェルを塗布していただきます。
  • 傷痕の広がりや盛り上がり予防のためにテープ療法を6ヶ月間行います。
  • 術後およそ6ヶ月程で傷痕の赤みは目立たなくなります。

再診について

  • 術後およそ7日目に診察と抜糸を行います。
  • 抜糸後、1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月に診察を行います。
  • 数回に分けて切除が必要な場合は、傷が落ち着く6ヶ月以降からの手術となります。6ヶ月後の診察時に次回の手術予定を決定し、治療の同意書をお渡しします。

耳垂裂修正

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火傷や外傷、手術痕などの傷修正ケア剤

<デリケートジェル>4,400円

傷の修復に必須のビタミンAと抗酸化ビタミンと、抗菌・抗炎症作用のあるティーツリー葉油を主成分としたジェルです。
傷跡・火傷・虫刺されに使用できます。
乳幼児から大人まで使用可能です。

治療費について

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以下のような症状でお悩みの方に効果的です。

傷跡・外傷・火傷

施術のリスク・副作用について

リスク:感染症、傷跡、切除部位により変形をきたす可能性もあります。
副作用:
  1. 傷の赤み
    顔の傷だと赤みが残る期間は1か月から2か月ほどです。赤みが出ている期間に紫外線を浴びると炎症性色素沈着をきたす可能性があります。
  2. 手術部位の腫れ
    大きな腫れはありませんが、小さな腫れは1日から2日程度あります。
  3. 術後痛み
    手術した当日は軽度の痛みがあります。術後は鎮痛薬処方いたします。