傷跡修正


こんな方におすすめ

⼿術後の傷跡が⽬⽴つ
⽕傷の跡が盛り上がって⽬⽴つ
ピアスにより⽿が裂けてしまった
事故で傷跡が残ってしまった
リストカット跡やタバコの⽕傷跡を⽬⽴ちにくくしたい
美容整形後の⼿術痕が気になる
怪我でできた傷跡が⽬⽴つ
ひきつれや凹み・膨らみなど、⼈⽬が気になる傷跡がある
傷跡が気になり⾃分に⾃信が持てなかったり服装に制限があるなど精神的にストレスを感じている

傷跡修正とは

傷跡修正とは、⽬⽴ってしまった傷跡や⼿術跡を出来る限り綺麗に⽬⽴ちにくい傷にする施術です。出来てしまった傷跡を完全に消して元の肌の様に戻すことは出来ませんが、治療により修正前の傷跡の状態よりも⽬⽴ちにくくしたり、⾒た⽬の印象を変える事ができます。

傷跡は傷が治る過程においてたどる通常の経過であり、軽度のものはほとんど傷跡として残らない事も多くありますが、それら以外のものは傷跡として残ります。

傷跡のできる要因は多数あり、受傷時の状況や傷の深さ、⾯積の広さなどの影響により傷跡の残り⽅も様々です。⼿術後の縫合跡、怪我や⽕傷の跡、事故による外傷性の傷跡、リストカット跡、タバコの⽕傷跡、帝王切開後の傷跡、ピアスにより裂けた⽿の傷跡など様々です。また、体質により傷がケロイドとなりやすい⽅もいます。

部位や⼤きさにもよりますが、傷跡は⼼理的にも⼤きな負担となる事があります。⽬⽴つ傷跡は他⼈の視線が気になったり、⾃分⾃⾝の気持ちが落ち込んだり、コンプレックスの要因など精神的なストレスとなる他、就職や結婚、職場やプライベートでの⼈間関係等に影響を及ぼす要因となる場合もあります。外科的な傷跡の修正治療は傷跡の⾚みや周りの組織を含めた⽪膚の瘢痕化の落ち着く約6ヶ⽉〜1年程度の期間を置いて治療を開始することが望ましいと⾔われています。傷跡の形状や状態により、切開による外科的治療の他、レーザー治療や薬剤による治療など、傷跡に応じた治療⽅法を選択します。

傷跡の種類

【成熟瘢痕】
⽩⾊、または肌⾊に近い傷跡で、⾚みや痛み、かゆみなど症状の無い状態の傷です。怪我や⼿術等、受傷から⻑い時間が経過し、外⾒的な⼤きな変化は⾒られなくなった傷跡を成熟瘢痕と⾔います。

【未成熟瘢痕】
受傷後、あまり時間が経過しておらず、傷が治った後、傷跡に⾚みや硬さ、盛り上がりなどが残っている状態の傷です。

【肥厚性瘢痕】
深い傷を受傷後、しばらくの期間、傷が⾚く盛り上がりのある状態の傷を肥厚性瘢痕と⾔います。元の傷の⼤きさの範囲内にとどまり、痛みやかゆみの症状が少なく治療や時間の経過と共に⾚みも引き、縮⼩する事の多い傷です。関節部や⽬元、⼝元など⾝体の動きにより緊張や刺激など⼒の加わる部位に発⽣しやすいと⾔われています。

【ケロイド】
肥厚性瘢痕と症状は似ていますが肥厚性瘢痕よりも炎症が強く、周囲が⾚く、痛みや痒みを伴う事の多い傷です。元の傷の⼤きさの範囲を超えて徐々に広がり、放置していると悪化していきます。体質が影響する事が多く、遺伝する事もあります。肥厚性瘢痕と同様、⽪膚に⼒の加わる部位に発⽣しやすくなります。

【瘢痕拘縮】
肥厚性瘢痕やケロイドを治療せず放置した場合、徐々に硬くなりひきつれを起こし瘢痕拘縮を⽣じてしまう場合があります。関節部の傷跡に起こりやすく、瘢痕拘縮が起こると動かしにくくなったり動かす際に痛みを伴う事もあります。

【萎縮性瘢痕】
⽪膚が薄くなり凹んでクレーター状に治癒した傷跡を萎縮性瘢痕と⾔います。ニキビ跡や⽔疱瘡の跡、外科⼿術縫合痕などに多く⾒られます。真⽪の深層まで及んだ炎症により真⽪層の組織が破壊され、収縮し、⽪膚に凹みが⽣じることで起こります。円形や楕円形で縁が急峻、底が平らな凹みのボックスカー型、創開⼝部が狭く真⽪を超えて深くV字に凹んでいるアイスピック型、楕円形で底⾯がお椀の様になだらかな凹みのローリング型などがあります。

外科的治療(切除法)

切除法とは、傷跡の部分を⽪膚ごと切り取り、その周りの⽪膚を新たに縫合することで傷跡を⽬⽴ちにくい状態に整える治療法です。肥厚性瘢痕や縫合痕の残ってしまった傷跡を除去し、ひきつれなどを改善します。
また、タバコの⽕傷跡やリストカット跡などは新たな傷跡へと形を変えて、タバコの⽕傷跡やリストカット跡と分かりにくくします。傷跡の状態や⼤きさ、部位などにより施術回数は異なります。

傷跡の状態により、ひきつれ部分のみの癒着組織を切断・剥離(サブシジョン)を⾏う場合もあります。また、傷の状況や体質等を考慮し、外⽤療法や内服療法、テープ療法(圧迫療法)の併⽤をお勧めする場合があります。
その他、傷跡に応じて、レーザー治療や局所注射などのステロイド療法を⾏う場合があります。

【治療経過イメージ】

傷跡 治療前

マーキング

縫合

傷跡 治療後

保存的治療

【レーザー治療】

[炭酸ガスフラクショナルレーザー]

⽪膚表⾯に微細なレーザー孔をあけ、ターンオーバーを促進させ⽪膚の再⽣を促すことで⽪膚表⾯をなめらかにし、凹み等を改善します。


[ピコフラクショナルレーザー]

表⽪内に微細なレーザー孔をあけ、肌の再⽣機能を促し、線維芽細胞を増殖させることで凹み等を改善します。


[ダーマペン4]

⽪膚表⾯に超極細針で微⼩な孔をあけることで肌が回復する⾃然治癒⼒を⾼め、凹み等を改善します。


[ジェネシス]

熱がヘモグロビンを含む微⼩⾎管に吸収されることで、傷跡の⾚みを改善します。

【ステロイド療法など】
・ケナコルト注射:傷跡に直接局所注射を⾏い、傷の硬さを和らげたり、痒みや⾚み、盛り上がりの改善が期待できます。

・外⽤:ステロイドのテープを傷跡に貼⽤する事で傷の炎症や痒み等を抑制し、傷の盛り上がり改善する効果が期待できます。テープかぶれのある⽅やテープの使⽤できない部位など軟膏を使⽤する場合があります。

・内服:予防薬として抗アレルギー薬を処⽅する場合があります。⽪膚組織内の炎症を抑え、痒みなどを抑える効果があります。外⽤薬と併⽤して治療する場合があります。

治療費について

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施術のリスク・副作⽤について

リスク:
炎症、感染など
副作⽤:
施術後、⼿術に伴う内出⾎・腫れ、痛み、熱感などが⽣じることがありますが、通常、1〜2週間程度で改善します。
傷跡は1ヶ⽉程度⾚みのある状態が続き、その後2〜3ヶ⽉程度かけて⽩く線状の⽬⽴ちにくい傷となります。
※ダウンタイムや経過には個⼈差があり、体質や部位、傷跡の⼤きさや範囲、可動による患部への影響等により⼤きく異なります。