ガミースマイル修正

ガミースマイルの原因は様々な要因が影響していると考えられます。
要因には、・⻭の⻑さが短い、または⽣えている位置が低く、上顎の⻭茎の⾒える幅が⼤きくなっている・上顎の⾻が過剰に発達し前に突き出している・出っ⻭になっている・上唇挙筋と⾔われる上唇を上に挙げる筋⾁と上唇⿐翼挙筋と⾔われる⼩⿐を上に持ち挙げる筋⾁の⼒が強く、過剰に上唇が上がってしまう・上唇が薄い・⻭茎が過剰に発達し⻭茎の⾯積が⼤きい・⻭の⼤きさや⻭並び・遺伝的要因などがあります。
また、ガミースマイルは、⼥性の⽅が⽪膚が柔らかく薄いため笑った時の上唇が上がりやすいことから、男性よりも⼥性に多い要因の１つだと考えられます。
ガミースマイルは、⾒た⽬にも影響を及ぼすため⻭茎の⾒える範囲が⼤きいほどコンプレックスに感じている⽅も多いと⾔われています。
さらに、ガミースマイルで⼝がしっかりと閉じられない場合、⼝腔内の乾燥を引き起こし、唾液の⾃浄作⽤が低下することで⾍⻭や⻭周病の発症リスクを⾼めたり、⼝臭の原因となることもあります。

• ボトックス治療
表情筋の1つである上唇を上に挙げる筋⾁「上唇挙筋」と、⼩⿐を上に持ち挙げる筋⾁「上唇⿐翼挙筋」が強い場合には、ボトックス注射をすることで筋⾁の動きを弱め、⻭茎の露出を減少させることができます。
ボトックスでの治療は、施術時間が短くダウンタイムもほとんどないので、⽐較的⼿軽に治療をお受けいただけるメリットがありますが、ボトックス治療は、⼀時的な対象療法ですのでボトックスの効果が切れると症状は元に戻ります。
通常、ボトックスの効果は初回3〜6ヶ⽉程度、定期的に繰り返し治療を⾏うことでボトックス効果の持続期間は⻑くなります。


• ⼩帯切除術
上唇⼩帯と⾔われる⻭茎と唇を繋ぐ筋を切除し、ガミースマイルの症状を緩和します。切除した上唇⼩帯は元に戻らないため、再発はありません。
⼿術での治療のため、⽪下出⾎や腫れ、痛みなどのダウンタイムが⽣じる場合があります。
通常、ダウンタイムは1〜2週間程度で落ち着いてきます。
傷⼝は⼝腔内にあるため、ほとんど⽬⽴ちません。